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最後にチリについて書いたのが2ヶ月以上前。実際チリにいたのが3ヶ月前というとんでもない時差が生じてますが、今日で強引にチリ編を終わらせます。
そんなこんなで(詳しくは2月3日の日記参照)、3年ぶりの友達に再会。苦労した甲斐もあり喜びもひとしお。彼女も仕事をあがる時間だったので、職場の図書館を案内してもらってから、近くをブラブラ。外のカフェでビールで乾杯!
私はその翌日にはブラジルに向かう予定だと言うと、週末までいられれば一緒にバルパライソに行けるのに、と彼女。で、変更してみることに決定。バルパライソはサンティアゴから1時間ほどで手軽に行けるリゾート地です。
翌日ホステルの人にチケット変更のため航空会社Lan Chileに電話してもらうも、オフィスまで来なければダメと言われあわててオフィスにGo!幸いそんなに遠くなかった。地下鉄で2駅ほど。ところが、オフィスについてパスポートは持っていたけれど、肝心のチケットを忘れた事に気がつく。それなしでは変更してもらえない模様。あわててホステルに戻り、チケットと共にまたオフィスへ。この時点でフライトの約2時間前だったので、もし変更不可能だった場合、そこから空港に行ってもフライトに間に合ったかどうか。何はともあれ無事変更完了。
週末までの一日は街を散策したり、フィッシュマーケットを訪ねたりして時を過ごす。街ではステキなアンデス音楽のバンドに出会いCDを購入。演奏もさるものながら、男4名の演奏しながらの歌声がステキでこれまたステキなハーモニーでした。フィッシュマーケットの方は、チリではウニもあって、レモンとかで食べるのです。でも私はわさびしょうゆがやっぱり欲しくなりました。ウニを目当ての日本人がよく来るらしく、私をみると、店の呼び込みの人たちが「ウニ!ウニ!」と日本語で叫びます。ちなみにスペイン語ではErizo。前にネットでチリを旅した人のサイトで見たシーフードスープも食べた。これが絶品。貝づくしって感じなんだけど。このムール貝、あさり、大あさり、その他色んな貝達が恐ろしくおいしいのです。値段もとってもお手ごろ。でも私とホステルで同室になったおば様はここのマーケットのシーフードで気持ち悪くなったと言っておりました。どのお店かわからないけど。私はなんともなかったので、運試しのつもりで。
さて週末が来て我々はバルパライソへ1泊旅行。行きのバスで私は友達について言ったんだけど、車掌さんがバスが出発してからチケットをチェックするの。で、私達は違うバス会社のバスに乗ったことが判明。オプションは2つ。そのままそれに乗って、ダブルで料金を払うか、乗り換えるか。私は迷わず「乗り換えよう」。で、高速のインターの料金所で下ろされ、すぐ横を横切った正しいバス会社のバスを手を振りながら追いかける。そのバスは止まってくれたけれど行き先が違うバスでした。料金所までまた歩いて引き返すと今度は会社も行き先もあっているバスが!両手を振ってバスを止めて、無事乗り込むことが出来て二人一緒にふーッ!旅にトラブルはつきものです。楽しくやっていこう。
夜バルパライソについて、食べて飲んで、歩き回って。翌日は天気もよくて、バルパライソのお隣にあるやはりリゾートなビーニャ・デル・マールまでも足を伸ばす。お昼は海沿いの大きなシーフードレストランでこれまた二人でシーフード祭りを開催いたしました。超美味。2つのビーチを堪能して、マーケットによってぶらぶらして、手首にくるくる巻く紐アクセサリーを記念に買ってもらって、さて帰ろうとバス停まできました。この私達が持っていたバスチケットは往復というだけで、バスの会社と行き先が指定されているだけでバスはどの日のどの時間に乗ろうと自由。ところがその日は日曜日の夕方。サンティアゴの近場の人気リゾートだけあって週末をここで過ごした人たちがどっと押し寄せていました。着いた時にはなんとその日のバスはもう全て満席!!友達がトラブルもここまでくると行き過ぎよね、と。2人でどうしようかとしばらくベンチに座って途方にくれた後、友達が切り出した。この週末の小旅行で恒例となったこのせりふ。オプションは2つ。今夜もう一泊して明日朝一でサンティアゴに帰るか、もしくはヒッチハイク。私は迷わず、 「ヒッチハイクで」。
南米でヒッチしたことなかったので、彼女にやったことがあるかどうか聞いてみた。彼女は初体験らしい。私はNZでなら何度かしたことがある。高速への入り口のガッソリーナスタンドまで歩く事十数分。そして待つ事10数分。ライバルが他に2組ほどおりました。1組はあきらめてどこかに移動していきました。そして1台、止まってくれた。しかも別組のそばで止まったのに、わざわざ私達を手招きしてよんでくれた。それはチリ人とアルゼンチン人のご夫婦で、とってもいい人達だった。楽しく会話しながらドライブ。旅中のトラブルはやっぱり楽しい。
私のこのチリ人の友達ダニエラは英語が殆ど話せない人で、この週末は私にとってはスペイン語強化キャンプでもあり楽しかったけど、軽い冗談や通り一遍の会話はできても、やっぱり、深い話や突っ込んだ話ができないので、次回来るまでにはスペイン語もっとしっかり勉強したいと強く感じた週末でした。トラブル続きの旅だったけどとっても楽しかった。ダニエラに大感謝。