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リオといえばカーニバル、カーニバルと言えばリオというくらいその名が全世界に響き渡っているリオのカーニバル。
今回ブラジルに入るとき、決まっていたのはおよそ2ヶ月という滞在期間とリオとサルバドールには行くという漠然としたもの。カーニバルをどこで過ごすかも決めていなかった。3年前にブラジルに来た時に仲良くなったマンゲイラ(リオのメジャーなサンバスクールの一つ)のタンボリムリーダーに再会できれば泊めてもらってそうでなければサルバドールに行こうかな位の漠然なる目論見。
なにせ、このカーニバル、カルナバル、カルナヴァル、、、と表記の仕方は色々ですが、この祭り期間のリオの宿が年末年始同様、高いったら高い!高すぎ!私が常々ご愛用のバックパーカース、安ホステルですらも普段の4倍、それ以上に跳ね上がるのです。しかもこの期間中1週間とか5,6日セットで予約しなきゃならない所がほとんど。1週間宿泊しなくても1週間分払わなくてはなりません。シャワー・トイレ共同で2段・3段ベッドの10人部屋とかで普段なら一泊一人1700円位のところが一泊一人7000円以上とかになったりします。何人部屋になろうとも一人当たりの宿泊費は同じなのですから、もうそりゃどこもベッド詰め込めるだけ詰め込むってもんです。世界各地から観光客がやってくる1年で最大の稼ぎ時なので、これを使わない手はありません。安宿ホステルのドミトリー(相部屋)でこれですから、普通のホテルの宿泊代など推して知るべし。調べてすらいません。、、、実は割とまともな値段だったりして。
で、食中毒したりしてる間に日にちは経ち、3年前に会ったそのタンボリム奏者の当時の家には行ってみたのですが、彼も既にどこかに引っ越した模様。さらに、この高い宿泊費問題に加えて、商業的にモダン化されたカーニバルより、現地の人の熱いエネルギーそのままがみなぎる土着の祭りがみたいと言うのも手伝ってカルナヴァルはサルバドールに行くことに決定!世界的にはリオのカーニバルが有名ですが、ブラジル国内では参加型のサルバドールのカルナヴァルが人気が高く、リオの人ですらそこが一番と言う人も少なくありません。
早速サルバドール行きのチケットなど買いました。、、、それでもやはり、ここまで来たからには”リオのカーニバル” も見てはみたいよねえ、という気持ちもなきにしもあらず。そんな時ホステルのスタッフが、各エスコラ・ジ・サンバ(注1)がカルナヴァルの数週間前から当日と同じ会場で週末毎に割り振りでリハーサルを行うという情報をくれました。しかも無料!!!カーニバル本番のチケットはその宿泊費同様、席にもよりますがかなりの額になったりします。
早速、私がサルバドールに出発する前の週末にリハを行うエスコラのスケジュールを調べて見ると、、、、なんと私が好きなエスコラ二大巨頭といえるマンゲイラとベイジャ・フローのリハが同日に、しかも私の出発日の前日に行われるではありませんか!!すっごいラッキー!即座にこの日にリハに行くことに決めると、教えてくれたホステルのスタッフもベイジャ・フローのファンなので一緒に来るといい、その他の宿泊軍団も皆で一緒に来ることになり、またまた大団体で出かけることになりました。
と、ここまで書いて、いい加減疲れたのでまたまたつ・づ・く。 「リハーサルに行く」リポートごときで2回に分ける、長文大魔王。
(注1への注釈)リオのカーニバル豆知識。リオにはエスコラ(フルネームだとエスコラ・ジ・サンバ)と呼ばれるサンバスクールがいくつかあって、カーニバルにはそれがサンボドロモというカーニバル専用に建てられた会場をパレードしてその順番を競うのです。街のあちこちやビーチでも何かとパーティーで賑わうようですが、通常リオのカーニバルとして世界に配信されている映像はこのパレード風景です。以前は普通の街をああして練り歩いて市民皆が熱狂しているものだと思っていたので、これを知った時にちょっとがっかりしたのを覚えています。それが私が言った商業的にモダン化されたカルナヴァルの意です。特設会場を練り歩くパレードと高いチケットを買って会場に入った人のみが見られるという商品化されたお祭り。ちなみに、カーニバルをリオで過ごしていないので何ともいえないので、次はリオでカルナヴァル中に会場以外でのストリートやビーチでのパーティーがどの位すごくて楽しいのか見てみたいです。カーニバルについてさらに興味のある方は詳しい情報はここ とかこちら とかで見てみて下さい。その他でも検索すれば色々あるはず。