日本を離れて11年。豪州メルボルン在住、一人旅が大好きでブラジルやキューバなどのラテン音楽にぞっこん猿の私の地球旅日記。 本家「大江戸カンガルーSAMBA CARAMBA!」から旅日記だけこちらに移転。さらに進行予定。本家ブログもどうぞよろしく。
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今までブラジル最高!の記事ばかり書いてきましたが、サルバドールで、特にクレイジーになるカーニバルでは「安全」はかなりのキーワードとなります。前述の島に行った様子の時にもかきましたが、田舎やのんびりしたところに行くとまた変わるので、ブラジル全体が危ないというものではありません。キューバでもそうでしたが、旅行者が多いところはやっぱり旅行者目当てで色々仕掛けてくる輩も多いです。
私が見聞きしたり、自身で経験した事柄を少々。
アクセサリーは身につけない。
カーニバル期間に限らず、サルバドールでカーニバルが近づき旅行者もかなりな数に及ぶそんな時、人ごみに近づく時には心した方がいいです。指輪していると、人ごみで手元が見えない時にぱっと手を摑まれて、さーっと手首から指先になでるようにして指輪を抜いていこうとします。仲間が体験しました。特に子供やティーンエイジャーに要注意。
私は別の日にネックレスを後ろからガッと摑まれそのまま強引に引きちぎろうとされました。その時は3本ほどしていたので、即座に抑えたらちぎれずにすみました。回りに人がいようが関係ありません。人前であっという間にかっさらっていきます。周りの人もとにかく人ごみの中の喧騒で他の人のことなど構っていません。これも子供とティ-ンエイジャーのグループでした。
カーニバル中、身動き取れないほどの人ごみにハマッた時は、私がまた一つだけ外し忘れてきたネックレスをなんと正面からつかんで引きちぎった十代の子供もいました。即座にその手からネックレスをひったくり返したら、すぐさま周りにつきまとい、私がそれをしまう前に、その私の手からまたひったくり返そうとします。何度か引っ張り合いになった後(勿論周りに人はたくさん)もさらにまとわりついて来るので、最後にキレてStop it!! と指差して叫び、ポルトガル語で「あっちに行け!」と怒鳴りつけたら何とか去っていきました。ポル語だったらさすがに周りの人もばっと見るし。ただこの場合には運良く功を奏しましたが、激高するのが常に得策かどうかは定かではないので、お勧めのワザと言えるかは分かりません。逆に相手を怒らせて、持ち物の確保と引き換えにもっと恐ろしい身の安全を脅かすことになったりしたらとんでもないので気をつけて。とにかく取られる物を何もつけて行かないのが一番の予防策です。
サンダルではなく靴を履く。
これは地元紙でも呼びかけられている注意事項です。ポル語のものは読めないので、伝聞情報ですが。人ごみで何が起こるか分からないし踏まれると危ないからというのもありますが、カーニバル中はとにかく通り全部、町全部が巨大なゴミ箱&公衆便所と化します。モーレツに汚いのです。簡易トイレもあちこちにできますが、人の数の方が断然に多い。林立する簡易トイレの、トイレとトイレの間の隙間で男達は皆用を足しています。その他でも散歩の犬なみに所構わず。そしてその内、常時アンモニア臭漂うその環境が普通になってくるのです。慣れって恐ろしい。最後には私のNYからの友達達は女であるにも関わらず、人通りがある道端で車の陰やお互いの影に隠れあって用を足し始めました!!もちろん冷やかしながら通り過ぎていく現地の男達をものともせず。コレには脱帽。いくら慣れても私はあそこまでふっきれない。ちなみにカーニバルでなくともリオやサルバドールなんかでは、裏通りに入ると小便くさい所に結構でくわします。
その他一晩中これでもかというほど飲み食いしたアキカンや皿や紙くずはもちろんそのまま路上にポイ。ルール違反とかマナーが悪いとかそういう次元ではなく、もうそういうものなのです。こうして一晩中かけて汚した町を毎朝でっかい清掃車が人々が掃除して回るのです。ごみを拾うだけでなく、洗剤の入った水をホースでパレードが通る通り一面にすごい水圧で撒きながら掃除して回ります。そうしてすっかり綺麗にした町をまた一晩かけて汚していく。これの繰り返しの一週間。でもビーチでそんな清掃した水たちがそのまま海に流れ込んで行くのを見たときはげんなり、カーニバル中のパレード道沿いのビーチの水はやっぱりかなり汚染されてた感じ。ゴミとかプカプカ浮いてるのも見えた。
そんなわけで周りの旅行者仲間の皆は使い捨て用の安いスニーカーを買ってました。1週間でしっかり汚れまくった。
さて、2項目書いただけで結構なボリュームになったので、続きはまた後でということで。
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